政治がわかるマンガ 20

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※政治の意見を“ウヨク”と“サヨク”に分けた理由

 

ここからは、政治をある程度知っている方のみお読みください。(また、この話題に興味のない方もスルーしてください)

 

私は漫画の中で政治の意見をウヨクとサヨクに分けました。

これについては政治を知っている方ほど反発を覚えたのではないかと思います。

そもそも今の政治状況はもはや右とか左ではないのだ…という意見をよく見かけます。

確かにその通りだと思います。

ただ私の漫画は、今まで政治を全く知らなかった人達に“選挙に行ってもらう”ことを第一目標としています。国民投票も視野に入れています。

そうなると、選挙ではまず与党に入れるか野党に入れるか、の選択になると思います。また、国民投票では改憲か護憲か、ということになりますよね。

では漫画でもヨトウ・ヤトウ、あるいはカイケンハ・ゴケンハなどと分けるべきだったのか?と、考えると…

与党・野党は入れ替わることもありますし、カイケンハ・ゴケンハでは政治初心者にはあまりにピンとこないのではないかと考えました。

つまり、漫画の中の“ウヨク”は改憲派のことであり、“サヨク”は護憲派(護憲的改憲派も含む)のことなのですが、それをわかりやすい呼び名にしたということです。

政治を知っている人ほど、ウヨク・サヨクというのはレッテル貼りのように思えて、ウヨク・サヨクと呼ばれることに抵抗を感じる人が多いらしいということは知っています。「厳密に言えばどっちでもないから」という思いがあるからでしょうか。

でも政治を知らない人ほど、そんな細かいことは気にしないものだと思います。

今回の漫画に書いたようなウヨクかサヨクかチェックテストなど、私の周りの政治を知らなかった人は楽しんでやってくれました。「あ、私サヨクだ~」なんて言いながら。(私自身、未だ政治に詳しくないせいか、レッテル貼りなど気になりません)

政治の意見をウヨクとサヨクに分けたことに「それはおかしい!」と思われた方には、あくまでこの漫画は今まで政治を全く知らなかった人達に政治の入り口として読んでもらいたくて書いている…というところをご理解いただけたらと思います。

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